35か国40万人が体験したカードゲーム「2030SDGs」が生まれて今年で10年。この度SDGsという枠を外してリニューアルした「kizuki game」の体験会を開きます。
できたてのワークショップです。最初に体験して、感じたことを聞かせてもらえたら嬉しい。そんな会のお知らせと、少しだけ、いま思っていることを書きました。
10年目に、枠を外してみた
こんにちは、イマココラボの稲村です。
カードゲーム「2030SDGs」(ニイゼロサンゼロ エスディージーズと読みます)が生まれて、今年で10年になりました。
35か国40万人が体験し、そして10以上の言語に翻訳され、世界中の1,500名のファシリテーターが、それぞれの場所で開いているワークショップに育ちました。10年前、数名の友人に最初のテストプレイをしてもらっていたころには、まったく想像していなかった景色です。


NY国連で世界のリーダーと。オランダなど各地ヨーロッパでの展開。香港・アジア各国…


日本では多数の企業・団体の皆さんと、教育機関・学校で…


各種メディアでも多数紹介していただきました。
当時から、「とにかく楽しくプレイできること」そして「フラットに振り返ること」はかなり意識していました。
例えば、SDGsに対する興味関心がなくても楽しくプレイできるか?
楽しければ体験に没頭できるし、そういう生きた体験であれば振り返りも起きやすい。
そしてその振り返りは、善悪を超えて、好奇心を大事にする。
善悪でラベルづけてしまえば、探求は止まります。それよりは好奇心で「なぜそうしたんだろう?」を聴く、話す。
するといろんな声が出てきます。”お金が欲しかった”、”時間がなかった”、”社会のことはほとんど意識していなかった”、などなど。
正直に、素直に振り返れると、人はまた別のことを考えだします。
ついお説教っぽくなりがちなSDGsのワークショップの中で、ひと味違うものとして受け入れていただけたのは、これらの点が大きかったのではないかと思っています。
生きるをひらく 疑似シミュレーション
ただ、2030SDGsには、向かう先がありました。
フラットに振り返ったその先で、世界や社会のことに自然に「誘導」する。
それをワークショップの意図としてデザインしていました。
kizuki gameは、その向かう先が、ずっとオープンになっています。
ルールは2030SDGsとほとんど一緒です。でもプレイの仕方はかなり違います。
例えば同じサッカーでも、勝負にこだわって勝ちにいくのと、サークル的に面白おかしく蹴るのとでは、違うプレイになります。あまり詳しく説明すると実際にプレイしていただく楽しみが減ってしまうので少しだけ触れると
「あ、これいいな」「なんか違うな」
そんな感覚的体験を大事にしたゲームになっています。
別の言い方をすれば、自分の人生を自分で生きる、疑似シミュレーション体験です。


どんな時間か
kizuki gameは、複雑な現実をシンプルにモデリングしたゲームです。
時間とお金とプロジェクトという要素。
何かの目標に向かって、それらをどう組み合わせて動くか、あるいは動かないか。
誰と関わって、誰と関わらないか。
そして、このゲームには、2030SDGs以上に「正解」が用意されていません。
「こうするのがよい」「こうすればうまくいく」を体験するためのゲームではなく、現実をシンプルにしただけのゲームです。だから、プレイする人がゲームの中で何を選び、何を選ばなかったかに、いつもの自分がそのまま映ります。
そのあとに、振り返りの時間があります。ここでも、いい悪いは持ち込みません。
「自分は思った以上にこういうことが好きなんだな」「これは嫌だな」と言葉にできる部分もあれば、理由はよくわからないけれど「なんか温かい」「なんか違和感がある」としか言えない部分もある。
現実の中では変数が多すぎて見えにくいことが、シンプルな世界の中だと、意外なほど素直に見えてきます。
頭で理解することもできるし、感覚から触れていくこともできる。
そういう時間を意図してデザインしています。


先にプレイした方々のコメント
kizuki gameはまだ公開前のゲームですが、すでに非公式に、何度かトライアル開催をしました。
体験してくださった21名の評価は、19名が「大変よかった(5段階で5)」、1名が「よかった(5段階で4)」と、かなり良い数字ではあります。
ただ大切なのは、一人ひとりにフィットする体験だったかどうか。
参考になればと思い、いただいたコメントをいくつか、そのまま載せます。
- 単なるゲームではなく、自分の価値観や人生の選択を映し出す場になる可能性を感じました
- 『静』の人生と『動』の人生。どちらを選んでもよく、そして、私はおそらくその両方を経験してみたいのだと気づきました
- 人をサポートすること自体が人生の喜びになり得ることを実感しました
- より『リアルワールド』に近づき、一人ひとりの個性や価値観が表れやすいゲームだと感じました
- 振り返りのプロセスで自己理解と他者理解の相乗効果をビンビンに感じた
もしご参加いただけるのであれば、みなさんからどんなコメントをいただけるのか、本当に楽しみです。

こんな方々には特におすすめです
正直に書くと、このゲームは、集まった方々がどんな人たちかで、体験がけっこう変わります。
だからこそ、いろんな方に来ていただきたいのですが、特にこんな方とは、一緒にプレイできたら嬉しいなと思っています。
- 「自分が納得のいく仕事(人生)って何だろう」を、答えを急がずに考えてみたい方
- いつもの自分の選び方を、いい悪い抜きでちょっと眺めてみたい方
- できたてのワークショップを一緒に磨く感じを、面白がってくれる方
お申込みの際に「どんなことに興味を持って参加されるか」を伺っています。
当日の進め方の参考にさせてもらうので、気軽に書いてください。
ちなみに、こういうコンセプトのワークショップなので、人的資本経営やパーパスの浸透、チームビルディング、自律的キャリアといったテーマとは、自然につながっていきます。
ただ、それらに直接効かせるための設計には、あえてしていません。「組織の課題にどう使えるか」を吟味されたい方は、体験会のあとにでも、気軽にお声がけください。
当日のこと
15:00 はじめに(kizuki gameが生まれた経緯を少しだけ)
15:20 ゲームプレイ
16:20 休憩
16:30 振り返り
16:50 ゲームプレイ
17:30 振り返り
18:00 感想シェア、これからの話
18:30 終了
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日時 | 2026年9月18日(金)15:00〜18:30 |
| 会場 | イマココラボ 半蔵門セミナールーム(東京都千代田区麹町2-8-5 麹町285ビル2階) |
| 定員 | 最大24名 |
| 参加費 | 3,000円 |
| 持ち物 | 特にありません。手ぶらでどうぞ |
| 主催 | 一般社団法人イマココラボ |
| お申込み方法 | Peatixよりお申込みください |
今回は日程が合わない方、他の地域での開催を待ちたい方は、「追加開催の連絡希望」フォームからお知らせください。決まり次第ご連絡します。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
願わくば体験会でご一緒できると、さらに嬉しいです。
お申込み
下記のPeatixページよりお申し込みください。